本物の木製防火ドアとは
木製防火ドアとは、ドア、枠ともに90%以上を木材で構成された防火ドアを言います。
一方、木質系防火ドアとは、ドア表面に薄い突板(0.2mm程度)を貼り、ドア芯構造が木材以外の素材で構成されたドアを言います。
また、ドアが木構造で、枠をスチール製にした場合にも木質系防火ドアと呼びます。
ノナカの木製防火ドアは、製品構造の90%以上が木材で構成されています。
木材そのものの断熱性を生かし、燃えにくい構造に開発した木製防火ドアです。
防火構造
ドアの芯材に桐材を使用し、火災時の炎熱によるドアの反りを食い止めます。
古来から「火事の時に桐タンスは黒焦げになったが、中の着物は無事だった」という話が語り継がれています。これは桐がもつ特性のなせる技です。
桐は熱伝導率が極めて低く着火点が高いので、表面が焦げても中まで火がまわるのに時間が掛かります。
ノナカではその桐の特性を生かしドアの芯材に使用することで本物の木製防火ドアの開発に成功しました。
本物の木製防火ドアを実現させたもう一つの技術
ファイヤーラッチシステム
ファイヤーラッチは火災時に炎熱を感知すると、ドアの戸先に装備されているラッチが作動し、ドアと枠を固定。
ドアの反りを食い止め、煙や炎の侵入を食い止めます。