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木製玄関ドアのリペアサービスと設置条件の話

ノナカではリペアサービスとして再塗装と取替の二つのプログラムをご用意させて頂いております。木製玄関ドアの理想的なメンテナンスの期間と内容は10年毎に外側の古い塗装(塗膜)を剥離し、木地(生地)を整えて再塗装を施すことです。そして再塗装も3回目を迎える頃、つまり新築から30年経過したあたりがドアの取替を検討する時期となります。

しかし、それはあくまでも設置条件が木製ドアにとって相応しい場合の話です。特に外部に面する玄関ドアにとって陽当たりの良さは最大のリスクとなります。特に南向きに設置されている場合は長時間に渡り直射日光に晒され、西向きの場合は強い西日に熱せられ、どちらも一年中紫外線を浴びることになります。同時に陽当たりが良いということは風雨にも晒され、塗装(塗膜)の劣化が加速されてしまうからです。木を活かして造られた木製玄関ドアには放置して長持ちするものはありません。

 

 

どうしてもメンテナンスが必要な建材なのです。それでは何をメンテナンスしなければならないかと言うと塗装(塗膜)です。木材はその性質上、水分を吸ったり排出したりします。それにより反りや捻れが起こり、寸法変化や割れなどの原因となります。その動きを抑えるためノナカのドアにはウレタン塗装を施してあるのです。ウレタン塗装はその仕上がりの美しさだけではなく、木製ドアの品質を担保する上で最も重要な要素と言えます。塗装(塗膜)が木を守り、塗装(塗膜)を守ることが木製ドアを長持ちさせるポイントなります。

 

 

 

ウレタン塗装(塗膜)を劣化させる大きな要因は紫外線です。塗装(塗膜)を守り、メンテナンス期間を延ばすには陽に当たらない工夫が必要なのです。その証拠としてどれだけ塗装(塗膜)が劣化したドアでも内部に関してははほとんど新築時のままというのも珍しくないことです。玄関ドアに対して室内ドアが劣化しないのはそう言う理由でもあります。不動産価値的には喜ばれる南向きの立地でも木製玄関ドアにとっては何の特もなく、逆に何重苦にもなってしまいます。この設置条件は住宅の設計段階、プランの段階で検討して欲しいことであり、家が建ってしまってからでは出来る事は限られてしまいます。もし南向きのプランであれば玄関ドアの位置を下げる、軒を大きくして前面にファサードを設けるなど直射日光を避ける設計をお願いしたいところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

既に建築後の家の場合はどうしたら良いのでしょうか?そのような声が聞こえてきそうです。その場合、まったく手立てがない訳ではございません。ドアの前に植栽をしたり、棚を設けてプランターを並べたり、工夫をすることで理想的なメンテナンス期間で40年もお使い頂いているオーナー様もいらっしゃいます。

 

 

 

■木製玄関ドアリペアプログラム Wooden entrance door Repair program